COACH特集

2008年2月18日月曜日

【二日目】Leonardini Family Tony's Blend Napa Valley Cabernet Sauvignon 2004

私のワイン消費ペースは、通常白だともって二日気に入るとその日に消費、赤のメディアム・ボディも同様の傾向があります。ただ、フルボディの赤だとがっつり肉料理があっても、ステーキなどだとグラス2杯~3杯程度で止めちゃいますし、滅多に1本は空けられない。女房もそういうワインは「きつい」と言って少し飲むだけなので三日程度残る場合があります。




今回、このカベルネは三日にわたって飲みましたが、その感想を。




良いワインとは何か、色々議論があるでしょう。テロワールを鮮明に反映しているものとか、フランス・ワイン派(?)の方あたりは言いそうですし、「やっぱ濃いのが良いよね」とカリフォルニア・ワイン派の人が言えば、「カリフォルニアなんてチリのカベルネに比べれべばまだまだだよ」とチリワイン好きの人が言うかもしれません。




今の時点で私が言えることは、「変化のあるワインはそこそこ良いワインと言えるのではないでしょうか?」と言うこと。それも酸っぱくなるとかじゃなくて、空気に触れて、飲んでいるうちにグラスの中で変化していくようなワインと言う意味です。ワイナリーでティスティングして、「うまい」と思っても、家でボトルを開けて、飲んでみると「?」と言う感じのワインがあります。1杯目は良いんだけど、それっきりってな感じのワインですね。こういうワインは飲み飽きしてきます。白ワインなんかだと程よく冷やしてあると喉越しから「ああ、うまい」って感じることがあります。特に暑い中車でドライブしてワイナリー巡りなんかして、最初のワイナリーでこう思い、値段もけっこうするから、良いシャルドネだと思って2本も買って、その後家で飲んでみたら変化はしないし、アフターに嫌な苦味が(T_T)そんな失敗をしたことがあります。




さて、このカベルネ、変化がまったく無い。良くも悪くも平板な感じ。スワールしても開いてこないので、初日から感じてはいたのですが、まさにそのとおり。




要するに果汁が薄いんですかね!?

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