COACH特集

2008年2月7日木曜日

BOURGUEIL Les Quartiers 2003 Yannick Amirault

ブルグイユ レ・カルティエール[2003]イャニック・アミロー 先日のワイン会で飲んだロワールのカベルネ・フラン100%のワイン。

ワイン会でのヴィンテージは2005だったのですが、これは別途入手した2003ヴィンテージ。

香りはまず最初に少しですが青臭い香りがします。カベルネ・フランはソービニオン・ブランと掛け合わされてカベルネ・ソービニオンとなった言わば親の葡萄。多くはブレンド用に数~数十%という感じでメルロやカベルネ・ソービニオンと混ぜられて、用いられます。フランから作られたワインはタンニンもカベルネ・ソービニオンほど強くなく口当たりが柔らかいワインとなるようです。まあ、映画「サイドウェイ」の主人公マイルズに言わせると「ぼけた味」のワインということになるのでしょう。そのくせ、マイルズが別れた妻との思い出のワインとして大事に取ってある「シュバル・ブラン ’61」は、フラン50%とメルロ50%のワインだったりします。ラスト近くに、ハンバーガー屋で飲んじゃいましたけどね。

このワインはメルロなどに通じる柔らかい味わいながら、細かいタンニンもあり、脂っこいスペアリブなどに合う様な感じです。酸味も柔らか。ただ、ボトル1本を通して飲むと最初の一杯から1時間2時間後の味わいに変化が無いのが少し期待はずれな感じがします。もう少し熟成させたらどうなるんでしょうか?

ボディー(メディアムからフル)
香り(タバコ、紅茶)
味わい(細かいタンニン、柔らかい味わい)
余韻(長い)
評価(☆☆☆+0.5、もう少し熟成がいるかも)

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