COACH特集

2008年11月3日月曜日

箱根の旅(その1)

連休中に1泊で箱根に行って来ました。行きはロマンスカーで新宿から。新型はなかなか良いです。一番前こそ取れませんでしたが、4列目なかなか快適な眺めです。飲むつもりはなかったのですが、ちょっとワインを飲んでみました。ロマンスカーワイン。リースリングと甲州のブレンドでやや甘口。実態はサッポロポレールです。つまみにミニサンドなど。ロマンスカー料金870円也。箱根湯本からはベゴニア園とひめしゃらの湯に行く予定だったので、「箱根ベゴニア園・ひめしゃらの湯クーポン」を新宿駅で購入。これだと往復料金1,150円×2+入園・入湯料込みで2,750円と1,000円お得。

ベゴニア園は80歳を過ぎた父が行きたいというので連れて行きました。
なかなか大ぶり綺麗な花が見られます。

箱根の宿は「箱根・箱根奥湯本温泉 きじ料理と源泉の宿 雉子亭 豊栄荘」です。雉とも雉子とも書くようです。この宿では雉子の表現を使っていました。IMEだと雉しか出てきません。キジは日本の国鳥です。国鳥を食っちまうってのはいかがなものかとのご意見もありましょうが、美味い物は美味い(笑)

紅葉にはまだ少し早くうっすらと色づき始めた宿からの眺望。川沿いには露天風呂があります。お料理はこんな感じ。

まず最初に雉子のたたきなどが出てきまして、これをおろしポン酢などで食したのですが、正直味がしません。鶏の笹身より淡白。良く言えば純粋なたんぱく質と言う印象か。 飲み物は、箱根駅伝メイン・スポンサーSAPPORO BEER箱根ラベル(って普通の黒ラベル)とKIstler Chardonnay Vine Hill 2005と先日も飲んだシャトー酒折マスカット・ベリーA樽熟成キュヴェ・イケガワ2005。
先付けや蟹の酢の物などシャルドネを飲みつつ食べ、メインの雉子陶板焼き岩塩添えをベリーAと食しましたが、なかなかのマッチング。合鴨より臭み は無いのですが、旨味がじわーっと来る感じでした。雉子は焼いた方が旨味が出るようでたたきも陶板で焼いた方がおいしかったです。教科書的にはSyrah と言うご意見もありましたが、少なくともこの料理にはこのベリーAや早飲みタイプのチャーミングなピノ・ノワールの方が合いそうです。ただ、旨味が十分に あるのでソースなどが違えば合わせるワインも変わるのでしょうね。ワインと料理のマリアージュの教科書には

Becasse Roti(ベカス・ロティ):ヤマシギのロースト およFaisin Roti(フザン・ロティ):雉のロースト には上質ブルゴーニュ赤 が合うとのこと。「野趣に富む野鳥には高級ブルゴーニュが合う。狩猟後そのままの姿で数日熟成させてから調理する場合があるが、その場合は熟成したワインが合う。(熟成したローヌの高級シラーも。) 」

【ロティ:肉や魚に脂肪を塗ってオーブンか直火で焼くこと,または焼いたもの。】

「熟成させて」ということは臭みも出てくるからですかね。それとも熟成シラーはまろやかになってるから?どんなソースをかけるのかな?ベカスにはベカスの血のソースなんて聞いたんですが、これならシラーで間違いないですね。

翌朝は典型的旅館の朝食が出てきます。つい食べ過ぎてしまうパターン。温泉に四度ほど入り、翌日は恒例の大名行列がありこれを見物。
奴さんの演技。





(続く)

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