COACH特集

2007年10月29日月曜日

ブルゴーニュの飲み頃

とかく長期熟成が望ましいとされるフランスワイン。ただ、最近は早飲みタイプも出ているとのお話もソムリエさんからちらほら聞きます。早飲みタイプが当たり前だった、カリフォルニアでもシングルヴィンヤード物など10年後に飲みなさいなんて話も良く聞きます。

先日、ネットでブルゴーニュのネゴシアン ニコラ・ポテル(Nicolas Potel)のワインを買い求めました。

ブルゴーニュ・ピノ・ノワール・キュヴェ・ジェラール・ポテル[2004](写真は2003)


ブルゴーニュ・ピノ・ノワール[1976]セレクション・ニコラ・ポテル


フランスワインに疎い私が始めて出たフランスワインのメーカーズディナーに出たのが、このニコラ・ポテルの会。ニコラ本人ではなく、営業部長のマルコさんがこの会に出ていました。彼とはフランス語ではなく私の中学生英語でなんとか会話していました。

彼のメールアドレスは教えてもらっていたので、ディナーのお礼をメールでしたところ、丁寧な返事が来ました。それが6月のこと。
今回、なかなか手に入らないニコラのワインを手に入れたので、「飲み頃は何時なんだい?」ってメールしてみました。数日後彼から返事が来ました。

「2004は2~3年キープしておけ、1976は今が飲み頃だけど、デキャンティングせずにグラスの中で空気に触れさせろ」とのことでした。2004は知り合いのソムリエールさんに聞いたら「力強いけどえぐみがある」とのこと。自然に作ってるから茎なんかも一緒に入れてるってことで、そこからえぐみみたいなものが出てるのでしょうか?

それから、「2005年はすごく良い年らしいけど、高いよね?」との質問には、「おっしゃるとおり、すばらしい年だった。他のメゾンも皆この収穫の恩恵を受けたので、15~30%値上げしたけど、うちは値上げしないよ。」とのことでした。うれしいけど、ただでさえ手に入りにくいニコラのワイン2005年は出たら即買いですね。

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