COACH特集

2010年10月12日火曜日

恒例ugeさん一時帰国報告会

NYC在住のカリフォルニア・ピノ・ノワール会副会長ugeさん、一時帰国に合わせての恒例ワイン会


カリフォルニア・ピノ・ノワール会会長takuyaさんがインポーターをはじめたのは何度か書いたと思いますが、この度、輸入権を取得して販売を始めた、Santa Lucia HighlandのPisoni Vineyards & Wineryの販売権を得てここのワインを売り始めました。Santa Lucia Highlandの中でも特に評価の高いPisoni、Garys'、Rossela'sなど、ブルゴーニュで言えばGrand Cruクラスの畑です。

今回はuさんのセラーから持って来ていただいたPisoniのもう一つの看板ブランドLuciaの垂直ティスティングです。
 
最初の白ワイン達
◇2003 WOODWARD CANYON Walla Walla Valley Estate Sauvignon Blanc(ブラインド)

最初のブラインドは、熟成されたシュナンブランかと思ってしまいましたが、ある意味熟成が進みすぎて誰もわからず。出題者もこんなに変わってるとは思わなかったと出題撤回。

◇1992 Peter Michael CH Clos du Ciel Napa Valley

熟成がすすみ、シェリー香も。しかし、苦みや雑味が出てこないのは流石Peter Michaelです。
◇2007 Talbott CH Sleepy Hollow Vineyard Monterey (mさん出張土産)

これは若々しく酸味も元気なシャルドネ。Sleepy Hollowも良い畑です。

◆1990 Romanee Saint-Vivant Jaffelin

COSTCOで、私が良く買うJaffelinをuさんが持って来てくれました。このネゴシアンはボーヌの市街にあるようでホテルにパンフレットがありました。
20年も経つのにベリーのような果実香が健在。そして濡れた革のニュアンス。綺麗な後口でありながら複雑味もあり、Grand Cruならではの味わい。


さて、本題の垂直ティスティング。
主催者の発案で全てブラインドで何年か当てようと言うことになりました。


◆2001 Lucia PN Garys' Vineyard Santa Lucia Highlands
◆2002 Lucia PN Garys' Vineyard Santa Lucia Highlands
◆2003 Lucia PN Garys' Vineyard Santa Lucia Highlands
◆2008 Lucia PN Garys' Vineyard Santa Lucia Highlands(WA96、インポータ様より)

流石にラターシュからスーツケースに入れて持って来たとPisoni氏が公言(?)しているだけあって、どれも酸味もあり綺麗な味わい。「カリフォルニアは甘い」とか「テロワールがない」とか言う方に飲ませてあげたいワインです。

出された順番は3-2-1-8。私は一番古い2001と2008は当てられたのですが、2002と2003を間違えました。後で聞けば、2002は素晴らしい出来の年だったそうで、その辺を根拠に4人の方が見事正解。

◆2007 ROESSLER LA BRISA PINOT NOIR Sonoma Coast(Oさん寄付)

一昨年共同購入して、Oさんにお渡しした物。ロシアン・リヴァー・ヴァレーを流れるそよ風(Breeze)をイメージしたワインの名前通り酸味のある味わい。もう少し寝かせた方が良かったかも知れません。

◆2006 Miura PN Williams Ranch Anderson Valley (Hさん米国研修土産)

Miuraってランボルギーニ・ミウラから来ているの?って思わせられるボトル。
最近、ブルゴーニュにかぶれた(?)訳ではないのですが、ブルばかり飲んでいたのですがカリフォルニアも素晴らしいワインがいっぱいあるなあと実感した次第。

しかし、希少なワインばかりで購入困難なのが難点。

料理はのみ山さんのお任せで。

手打ちパスタ
手羽先の煮込み

イベリコのレバー

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