COACH特集

2009年11月5日木曜日

Pinot Noir Resonance Vineyard [2005] SINEANN

SINEANN(シナン or シネアン)

オレゴン州ヤムヒルカウンティーに位置する、小さなワイナリー。
ワインメーカーのピーター・ロスバックは、非常に凝縮した密度の高いワインを作ることで非常に有名。

彼はオレゴン・ワシントンのワイン業界では超有名人の一人で、また他のワイナリーのコンサルティングも行っている。

作るワインの殆どはシングルヴィンヤードワインであり、契約ぶどう園も厳選している。

収穫量はエーカーあたり1~3トンのもののみ使用。通常は、ピノグリとピノノワールはウィラメットヴァレーとフッドリヴァーヴァレー、カベルネソーヴィニヨン、メルロートジンファンデルはコロンビアヴァレー、ゲヴェルツトラミネールはウィラメットヴァレーとコロンビア・ジョージのものを使用している。

ワイン作りは非常に細部にわたってこだわっている。ぶどうは先ず全て手作業で選果され、丁寧に除梗された後小さな発酵タンクに移され、手で一日に数回パンチダウン(バトナージュ)される。

フレンチの小樽(新樽および2回目の樽)で熟成される。(ワイナリー和泉屋さんのHPから引用)

9月に和泉屋さんのHPで発見して早速購入したオレゴン・ワイン。

レゾナンス・ゲヴェルツトラミネールとピノ・ノワールをまとめて購入。どちらも2005ヴィンテージ。

まだ暑いうちの9月末にゲヴェルツを飲んでみました。

AVAはヤムヒル-カールトン・ディストリクト。

外観:やや濃い黄色(麦色?)
香り:アロマ品種の華やかさは無くシナモンや白胡椒のニュアンス
味わい:甘味を感じずかなりドライ、嫌味の無いビターティストを少し感じます。ナッツ、ビスケットなどの風味で、ドライですが、凝縮したオイリーな口当たり。

2,000円台ならCPは高いです。でも在庫はみあたりません。

そして、昨夜飲んだのは、

ピノ・ノワール・レゾナンス・ヴィンヤード [2005] シナン

ゲベルツと同じ畑のオレゴン・ピノ・ノワール。

正直美味いです。私にとってのイマツボ by 安部礼司(笑)

外観:濃いめのルビー色
香り:酸味の効いたストロベリー、わずかに梅のニュアンス、最後にバニラ
味わい:滑らかな舌触り、適度な酸、ベリー系の果実、少しクリーミーな旨み

実は前々夜、前夜とJaffelinのGEVREY-CHAMBERTIN 2005を飲んだのですが、これに比べるとやや甘みを感じますが、ブルゴーニュでもものによっては感じられる程度。この甘みは凝縮された果汁からくるのでしょうか?
Jaffelinは二日目になると少し酸が出てきて、香りも旨みも奥に引っ込んだ感じでしたが、これは今夜どうなるでしょう。

個人的な予想では、バニラ香がでてきたのでもっと開いてくれそうです。

ちなみに我が家で飲むワインでは初めてのガラス栓のワインでした。

残念ながら、楽天内で見る限りSINEANNのワインは全て在庫が無いようです。
実は別のVineyardのものがわずかに残っていたのですが、私が買っちゃいました、すみませんm(__)m

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