COACH特集

2008年10月11日土曜日

GRACE 2006 GRIS DE KOSHU

中央葡萄 2006 グリド甲州

今夜は天麩羅だというので、どんなワインを飲もうかと悩んだすえ、これにしました。まあ、悩むほどの問題ではありませんが(笑)

結果的には大成功で大変、美味しくいただけました。レモンのようなフルティーな香りとちょっと強めの爽やかな酸味があります。甲州種で作るワインは苦味が特徴だそうですが、5月にワイナリーでお会いした中央葡萄酒の伊東さんによればGRACEワインはそれを押さえているとのお話。そのとき飲んだ同じヴィンテージの甲州よりは酸味が弱いように思いました。いつだったか、他社の甲州ワインを飲んであまりの酸っぱさにクレームを書いたこともありましたが、この味わいは合格ですね。けっこう酸味の奥に旨みを感じます。これはアナゴや貝柱のかき揚等と味わったからでしょうか。

やや辛口となていますが、辛口と表現してよいと思うのは、強いカリフォルニアシャルドネに慣れすぎているためでしょうかねえ(笑)
 
グリドの名称は、甲州種の果皮の色を表すGris(仏語:ピンクがかった薄灰色)と、De(…の)から名付けられましたそうです。

余談ですが、甲州種は勝沼原産で1200年前から栽培されているヨーロッパ品種(ヴィニフェラ種)の葡萄で、食用葡萄の多くがアメリカ品種(ラブルスカ種)なのに、DNAの分析でヴィニフェラ種だと最近わかったという記事を読みました。

ボディー(ライト)
香り(レモン等柑橘類)
味わい(フルーティー、ほのかな苦味、強めの酸味)
余韻(短い)
評価(☆☆☆+0.5;国産甲州種ワインとしては良い部類)

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