COACH特集

2012年1月15日日曜日

Wine Breather Carafe by MENU

若いボルドーやカリフォルニア等、カベルネソーヴィニヨン主体のワインは、タンニンが強い物も多く、渋いワインを我慢して飲むことも多いと思います。抜栓してから数日してくるとタンニンが酸化されて甘味や香りが開いてとても美味しくなったという経験の方も多いと思います。私はデキャンタ・ポワラーという、注ぐときに空気を混入するものを使っています。

正月のすき焼き用に買ったKIRKLAND ALEXANDER VALLEY Cabernet Sauvignon 2008。


年末に購入したワイン・ブリーザー・カラフェを使ってみました。

特殊なノズルつきの蓋がついています。これがボトルにぴったりはまるようになっています。
全体はこんな感じ。
ボトルを垂直にしてワインを注ぎ込みます。この途中の写真カラフェ内面きれいにワインが入っているのが判ると思います。
このままグラスに注いでも良いのですが、元のボトルに戻すことも簡単に出来ます。
デキャンタしたい若いワインが多い時には、このカラフェがいくつも必要になります。これは便利です。
ソノマ郡にあるアレクサンダーヴァレーのカベルネ、酸味もあってエレガントでとても飲み易いのですが、カラフェを使ったことによってまろやかになり香りもとても開いておいしく味わえました。

ところでワインは酸化すると酸っぱくなると思っている方は多いのではないでしょうか?確かに日本語だと「酸化」「酸っぱい」と同じ漢字を使います。プロのソムリエさんでもそう思っている方もいらっしゃるようです。でも英語だと酸化は”oxidation”、酸味は”Acidity”で明確に分かれています。デキャンティングは強制的に酸化させて硬い口当たりを和らげたり、甘味や香りを開かせます。ソムリエさんによっては、二回以上デキャンタしたりすることもあるようですが、素人がそこまでやるとワインの味わいやバランスを崩すこともありますから気をつけましょう。

ワインはCOSTCOでした。カラフェはここが一番安いようです。


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