COACH特集

2013年6月11日火曜日

戦うワイン商 川頭義之さんのイタリア・ピエモンテ州のワイン・セミナー

最近、時間が取れず投稿が少なくなっております。

時間が経ってしまったのですが、川頭義之さんのワインセミナーの話から。
イタリア人女性と結婚して、イアタリアに住みワインを日本に紹介されている方で、勉強不足で私は今まで知りませんでした。
今回はピエモンテの造り手「モンキエロ・カルボーネ」と「ペッケニーノ」の紹介。
ピエモンテと言うと、白はコルテーゼ種の葡萄で造るGAVIとネッビオーロ種で造るBarolo、Barbarescoが有名ですが、他にもあるんだぞと言うことで、アルネイス、ドルチェット、バルベーラの美味しいワインをティスティング。


モンキエロ・カルボーネ
◇2011 Monchiero Carbone Roero Arneis Cecu DOCG
 川頭さんいわく、「同じピエモンテでもGaviのコルテーゼ種よりアルネイスの方がポテンシャルがある」とのこと。
◆2009 Monchiero Carbone Barbera d'Alba Monbirone DOC
 
ドルチェット、バルベーラ、ネッビオーロと3種類の代表的な黒葡萄があるということで、アルバ県のバルベーラ。今まで味わったことのない雑味の無い美味しさ。
◆2008 Monchiero Carbone Roero Riserva Printi DOCG
 粘土質が少ない土砂が多い土壌のロエロ地方のネッビオーロ100%のワイン。上品な味わいのワイン。

ペッケニーノ
◆2011 Pecchenino San Luigi Dogliani DOCG
 果実味豊かなドルチェット。酸と果実味のバランスが良く、後口の綺麗さはカルボーネのバルベーラに共通。
◆2009 Pecchenino Siri d' Jermu Dogliani DOCG
 樽熟のドルチェット、これはこれで素晴らしい。肉にはこちらが良いかな?
◆2007 Pecchenino Barolo San Giuseppe DOCG
 熟成の始まっているバローロ。すっきりしているのですが、口の中を回すと強めのタンニンがあります。

最後に川頭さんをパチリ f^_^;


最近、あまり凝り固まると世界が狭くなると思うのです。
眼から鱗のドルチェットとアルネイス。バローロはもちろん一番美味かったけど。

軽く冷やして飲むと美味しいドルチェットと秋刀魚の塩焼きなんか良いんだろうなあと秋に気持ちは飛んでいるのであります。

川頭義之さんのセミナーでのワイン。流石の美味しさ。ネッビオーロに比べて低く見られているドルチェット、名声では優位なコルテーゼ種について、ロエロとランゲのテロワールの差等、非常に興味深い話が。まだまだ勉強することはあるなあと思いました。

他のイタリアワイン関係の方から聞いたのですが、「毎日のドルチェット、週末のバルバレスコ、月に一度のバローロ」だそうです。

川頭さんには今後も美味しくて手が届きやすいイアタリアワインを紹介して欲しいものです。

ご紹介いただいたワインは楽天にはないものもありましたが、こんなところでしょうか?







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