COACH特集

2011年12月13日火曜日

Trip to OREGON & CALIFORNIA 10 ANDERSON VALLEY

"Londer"と言うワインが気に入って、何度か飲み、このブログにも紹介しています。Pinot Daysではそのワインメーカーにもあっています。ある日、そのワインを輸入すると言うコメントがありました。しかし、しばらくしてその方は廃業っしてしまい、直輸入しかなくなってしまいました。そのLonderやRoederer Estateがあるのがカリフォルニアの最北メンドシーノ郡(Mendocino County)ANDERSON VALLEYです。
金門橋(Golden Gate Bridge)を通ってFreeway 101号線をしばらく走り、Cloverdaleと言う町から128号線に入ります。Cloverdaleはまだソノマ郡(Sonoma County)です。
128号線の一番奥にあるRoederer Estateまでサンフランシスコ3時間ほどのドライブ。今回「ワインカントリー日本語ガイド」の方にお世話になりました。専門知識を持った方にアポイントからドライブまでお任せして自分はティスティングに徹したい場合とても便利です。
Roedere Estate、ここはシャンパーニュのLouis Roederer,がやっているワイナリーです。MUMMやTATINGERもCARNELOSで城の様な大きなワイナリーを経営していますが、多くは買い葡萄でスパークリングワインを造っています。所謂ネゴシアン・マニピュラン(NM)ですね、ここはESTATEと言うようにリコルタン・マニピュラン(RM)の様に自社畑ワインを造っています。丘の上のワイナリーから見たブドウ畑も広大です。
この辺のワイナリーの中では大きい方ですが、お城ではなく質実剛健な感じの建物です。
TASTING ROOMの入り口。
質素ながら綺麗に整えられたティスティングカウンター 。
マグナムやジェロボアムのボトルが飾ってあります。
テラスもあります。夏ならここでスパークリングワインを飲むのも素敵でしょうね。
庭も整理されています。ここのスパークリングは日本でもリーズナブルな値段で買えます。ワインガイドの方が、「スティルワインが美味しいんですよ。それも信じられない位お買得な値段なんです。」とのこと。確かにシャルドネやピノが$20前後ですし、BRUTより甘口のEXTRA DRYが気に入りました。甘口と行ってもそれは規格上の糖度だけです。飲み口は辛口でとてもすっきりしていますよ。
続いてPhiloの待ち近くまで戻りToulouse Vineyardsを訪問。ロートレック(Toulouse Lautrec)ちなんだ名前の様です。
白はピノ・グリやゲヴェルツ等で、味わいも果実味よりも酸味を行かした造りでオレゴン的と言ったらおかしいでしょうか?
中庭で朝購入したロールサンドを頬張り昼食です。この辺りはレストランも少なく、持ち帰り可能なカフェでサンドと水を購入して置いた方が良いとガイドの方に言われたのです。
ワンコが僕にもちょうだいとお座りをして私を見つめていました。

続いて、Drew、Jason and Molly Drew夫妻がやっているワイナリーでPinot NoirとSyrahのワインを造っています。Jasonは南のSanta Barbara郡にあるBabcockでアシスタント・ワインメーカーをしていました。2000年にワイナリーをスタートさせ2005年からここでワイナリーを開いたそうです。記憶には南カリフォルニアのワイナリーの印象があったのですが、聞けば彼らはもともとメンドシーノの出身だそうです。
ここにはDrewだけでなく、いくつかのワイナリーのテイスティングルームが集まっています。ただ、この時期各テイスティングルームは冬期営業とかで金土のみ営業とか、完全に営業しない等、制約が多いので訪問は注意が要ります。平日のこの日はほとんど他の人に会いませんでした。Londerも営業していませんでしたorz
続いて、Breggo。ここは輸入打ち切りになってから、在庫処分のゲヴェルツトラミナーのワインを半額セールで買い、なかなか美味しいと思っていたので、Londerの次に来たかった処です。
ティスティング・ルームと醸造施設の建物。この辺では大きい方でしょう。
裏の葡萄畑。
 羊も居ます。
 最後に少し戻ってPhillips Hill Estates Winery。San Francisco出身の芸術家Toby Hillが興したワイナリー。この辺はこういった元ヒッピーや芸術家の人も移り住んでいるとか。ワインは平均的なピノ・ノワールですが、もうキャパを超えていたので、購入は断念。帰路に付きます。
途中Alexander ValleyのあるGeyservilleで101号線を降り、新しいFrancis Ford Coppola Wineryに寄りました。

 ここはワイナリーであると同時に、コッポラの映画で使われた衣装、
 映画で使われた小道具、大道具が展示されています。
1988年の映画『タッカー』Tucker。実物大です。
何の映画か忘れましたが、これは大型模型です。
プールもあります。
「アメリカ人が一番行きたいところは、ディズニーランド。二番目はナパヴァレー。当然、大人だけだとナパヴァレーが一番。」とワインライターの飯山ユリさんにお聞きした事があるのです。ここはある意味ディズニーランド的な部分もありますので、大人も子供も楽しめる施設を目指しているのかも知れませんね。
明日からは、シリコンヴァレー周辺のワイナリーに連れて行って貰うので、San Francisco Airport近くのBurlingameにあるSan Francisco Airport Marriottに宿泊するので、ガイドの方にここまで送ってもらいました。

夜は初めて一人でホテルのレストランで取りました。数年前出張の時に一泊だけしたことがあり、ここのレストランはプライムリブが美味しかったと記憶していました。今回は旅も後半と言う事で、軽めに済ませようと思いました。

まあ焼いた牡蠣なら良いだろうとオイスター・ロックフェラーと白ワイン。実はとてもぬるかったので、テーブル担当のサービス・レディ(年配の中国人女性)が「いかがですか?」と聞きに来たので、「オーブンで焼いてるのに何でこんなにぬるいの?」と言ったら「お取り替えします」と新しいのを持って来ました。
マッシュルーム・リゾット。味はまあまあかな。
サービスの女性に「リゾットには何がお薦め?」と聞いて出てきたのが、モンタレー・カウンティーのエスタンシア・ピノ・ノワール。COSTCOで売っていて良く買って飲んだワインです。少しジャミーだけど、スモーキーな感じが良いかも知れません。
ぬるい牡蠣のお詫びか、誰にでも出るのか、大きな苺のチョレートキャンディー
が出てきました。

かくしてこの夜は大きな部屋でゆっくりと眠れました。あと少しで帰国です。
ここの葡萄を使ったワインはソノマの造り手等多く出しているのですが、ここの造り手のワインは日本で売っているものは少ないです。

このスパークリングは本家のルイ・ロデレールに勝るとも劣らないとシャンパーニュに詳しいワインライターの方にお聞きした事があります。そしてとてもお買い得です。


ドリュー ファミリー  フォグ イーター ピノ ノワール [2007]


ドリュー ファミリー  リッジライン シラー  [2006]


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