COACH特集

2011年9月26日月曜日

Domaine Potel SAINT-ROMAN BLANC VV 2007

ドメーヌ・ポテル サンロマン ブラン VV 2007

2005年からニコラ・ポテルが立ち上げたドメーヌ・ポテル、サントネー、サン・ロマン、ヴォルネイ、ボーヌに畑を所有しているそうです。商標登録の関係で、ポテルの名前は使えなくなり、2008ヴィンテージからはドメーヌ・ド・ベレーヌの名称でワインを出しています。
サン・ロマンは所謂グラン・クリュ街道からみてムルソー村から見て奥の高台にあり冷涼な気候だそうです。

外観:やや濃いめの黄色
香り:白い花、柑橘。
味わい:思ったほど酸味は強くなく、口に含むとわずかな好ましい渋み、けっこう複雑です。好ましい渋みと言ったのは、アフターに何時迄も残るものではなくすっきりと消えていくからです。

ブルゴーニュは畑や村の特徴がある程度わかっても、信頼できる造り手でないと失敗する例が多いのですが、ニコラ・ポテルは外れが少ない造り手の一人でしょう。

ニコラは自社畑は全てビオだそうですが、いわゆるビオ香(臭?)もせず出来の良いワインに仕上がっています。ビオ臭については、青木冨美子先生が「「ビオ臭」と表現されているニオイは、圃場、醸造場が微生物学的に不潔な環境のもと、あるいは「独りよがり」な醸造技術を用いて醸造されたワイン中に感知されるニオイといえます。」とバッサリ切られておられます。(リンク「ビオ臭について」参照)

税別で2,500円と言う、この価格は破格でしょう。あと10本です。


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